ayako987のブログ

観劇した舞台の内容などネタバレ含んでいます

2017/02/09孤島の鬼 赤坂REDシアター アフタートーク感想

2017/02/09孤島の鬼 咲きにほふ花は炎のやうに 赤坂REDシアター アフタートーク感想

 

もう10ヶ月も前の話なんですね。でも

このアフトを聞いて、崎山つばささんをより一層好きになったので、ブログに書いておくことにします。今まではスマホのメモに記載して時々読み返しては思い出に浸る、という気持ちの悪いことをしていました。まあそのくらい、私にとってこのアフトは意味の深いものでした。

 

もちろん記憶だけが頼りの、私が聞いてこう意味を捉えた、っていう感想です。間違ってたらごめんなさい。また、敬称が略されており失礼します。

 

 

舞台下手から友之助&吉っちゃん役の星乃勇太さん、崎山つばささん、私役の佐藤永典さん登場。


星乃さん、佐藤さんは衣装のまま。崎山さんは黒セーター、黒パンツ、赤靴下(がちょっと見えていてとても可愛い)


MCの星乃さんは友之助の口調に聞こえるタイミングがあり、その都度佐藤さんが吹き出し、笑いがお客さんに伝播するのを見て
崎山さんが「舞台の余韻に浸って欲しいのに申し訳ない」と頻りにいう

 

舞台の机に座るよう促され、金の砂利を退かして腰掛ける。

 

最後の私の笑みがわからない。あれはどんな意味?
佐藤「終わるまで内緒」
崎山「終わったら教えてくれる?」
佐藤「いや教えない笑 その時その時でちがう表情、今日は笑ってた」

 

机の上に立った涼星があまりに大きくて見上げてしまう「でかいさん」(ここうろ覚え💦でもみんな吹き出していました。そんな意味のニックネームつけてました)

 

前回と脚本が同じ、演出は全然違う

前回は刑事との「おとっさんはこうだよ」のやりとりで水が飲めた。台詞が多くて舞台に出たまま、のどが渇くので大きなコップにいっぱい飲んでいた。今回は洞窟にはいるまで水が飲めるタイミングがなく、演出家はドM笑

 

崎山「前回の吉っちゃんはただただ憎たらしい、私と結婚する秀ちゃんの敵だから。
でも今回の吉っちゃんは愛らしい面があった」

 

蓑浦について

崎山&佐藤「蓑浦ホント悪い奴」
崎山「俺、あいつぶん殴りたい。蓑浦は悪い奴じゃないとできない。その役者の悪い部分がでてくるよね?」
佐藤「……」
崎山さんだけ感じてたのかw

 

崎山「白髪になった瞬間がどこか。僕は洞窟で襲われた瞬間だと思うんです。獣のような諸戸に、男なのに男に襲われる恐怖。あの時だと思います。」


吉っちゃんの演技の糧になるようにと、テレビ番組の探偵物?で、身体結合した話があって、それを録画したら?とLINEした。

 

今回のパンフに対談が載っている、と、崎山さんはセーターをまくってお腹に挟んでたパンフを取り出した笑(お茶目😆)

 

崎山「この(舞台)上ではわからなかったこと。最後の踊る丈五郎の歌の文句がよく理解できなかった。『馬をつないでおけ』とかの。客席で聞くとよくわかった。丈五郎の哀れさ、そんなに悪い人じゃなかったんじゃないかと。」
私も今回の丈五郎は哀れで「彼は本当に悪人だったのかな」と諸戸と同じ感想だったので、共間できて嬉しい😊

 

前回の吉っちゃんは今回の北川刑事なんだけど(平井浩基さん)、彼はとても緊張しいなのに、佐藤さんはわざと「噛んじゃ駄目だよ」とかプレッシャーかける。
崎山「でも今日は良かったね!」
(舞台奥から声だけ聞こえる)「ありがとうございます!」

 

などという面白エピソードも佐藤さんは微笑んであまり語らず、

佐藤さん「諸戸の距離がいつもより近かった、なんか憑いてた」に対して崎山さんもうんうんと頷く。俳優さんには分かる、今日はのってるぞ!みたいな回だったのかもしれない。今日の諸戸の台詞が早口だった。鬼気迫っていた。

 

崎山さんばかり喋ってたなあ。と思ったが佐藤さんは役が抜けきれてないのか、時々演技に入ったような顔をしていた。このお芝居は他のとは違うのかもしれない。役にのめりこみ易いお芝居で、舞台毎に本当に島に行って鬼に出会ってる。

 
客席で見ていると、ストーリーを知っているから先を考えたい、でもこのお芝居にお客さんとして入って(のめり込んで、浸って、という意味と捉えた)いきたい、という両方の思いが交錯する。まるで毒と解毒剤を両方同時に飲んでいるような……わかります?

(素直でわかりやすい😊)

 

崎山「箕浦と私のユニゾンも良かった。そしてお客さんが一体になった瞬間。あの銃で撃たれるところね。みんな同時にビクっ!ってなってた。まあ、朝早くから働いて今ちょうど眠い時間帯ですから、演出家さんの心づくし笑」
佐藤「それはないです笑」

 

最後立ち上がって挨拶をと促されて「え?ここに?」ってその手前のベンチに一人立ち、挨拶した。(本当にお茶目な崎山さん)